安心していられること

私が学級で一番大切にしていることは「安心・安全」なクラス。もちろん、「愛のあるクラス」は初任の時からの永遠のテーマですが、愛のあるクラスになるためにはまず安心がなくてはならないので。 いつも子供たちには、自分のチャレンジを大切にすること、友達のチャレンジを大切にすることを話しています。このチャレンジを大切にするとは、別の言い方をすると、その人のチャレンジを認めるということ。自分のものさしではなく、一人一人の違いを知ることだと思っています。 でも、この「自分のものさしではなく」がすごく難しいことで、人が何かを考える基準は、自分の経験からくるものが大きい。だから、「何でできないの?」とか「何でやらないの?」などと思ってしまう。そんな時に、「あ、それぞれのチャレンジがあるのだから、まずは認めよう。でも、もう少し高いチャレンジを提案してみよう。」と考えて、友達に接することができたら、互いに安心して自分のできない、わからないも出すことができるのかなぁと思ったり。 とにかく「話す」事が大事。たくさん語り合う環境があるように、教師として場づくりをしていきます。 ファシリテーションと同じでコミュニケーションも技術。毎日のコミュニケーションを大切にしながら、学校を安心できる場にしていきたいと思います。

クラス目標

新学期がスタートし、しばらくしたので、クラス目標を作りました。

いつも使っている「しるらないカード」で、1人1人がどんな3月を迎えたいかを話し、みんなで共有しました。今年度はみんなが自分の思いを話すことができていました。安心することってやっぱり必要なんだなぁと思いました。

今回はビーイングだけにするか、クラス目標にするか迷っていて、子供たちに相談しました。

当たり前ですが、子供たちはクラス目標がいいという意見とビーイングがいいという意見に分かれました。

1人1人がなぜクラス目標なのか、ビーイングなのかを話し、ファシリテーターをやると言ってくれた子を中心に話し合い。お互いの意見を聞くと、「そっかあ。」と考える様子。何だか微笑ましかったです。

「クラス目標にすると、全員の意見が反映されない。」

「クラス目標の方がわかりやすくていい。」など、いろいろな意見がありました。

結局、ビーイングを書いてから、みんなの願いを見て、クラス目標を付けようという事になりました。

出来上がったビーイング&目標を見て、みんな大満足!時間はかかりましたが、やってよかったと思いました。

これを度々振り返りながら、ビーイングに付け足していきます。

子供たち1人1人の考えや思いを感じた一日でした。

それにしても、気持ちを表すのに「しるらないカード」は有効だなぁと思いました。

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クラス目標

新学期がスタートし、しばらくしたので、クラス目標を作りました。

いつも使っている「しるらないカード」で、1人1人がどんな3月を迎えたいかを話し、みんなで共有しました。今年度はみんなが自分の思いを話すことができていました。安心することってやっぱり必要なんだなぁと思いました。

今回はビーイングだけにするか、クラス目標にするか迷っていて、子供たちに相談しました。

当たり前ですが、子供たちはクラス目標がいいという意見とビーイングがいいという意見に分かれました。

1人1人がなぜクラス目標なのか、ビーイングなのかを話し、ファシリテーターをやると言ってくれた子を中心に話し合い。お互いの意見を聞くと、「そっかあ。」と考える様子。何だか微笑ましかったです。

「クラス目標にすると、全員の意見が反映されない。」

「クラス目標の方がわかりやすくていい。」など、いろいろな意見がありました。

結局、ビーイングを書いてから、みんなの願いを見て、クラス目標を付けようという事になりました。

出来上がったビーイング&目標を見て、みんな大満足!時間はかかりましたが、やってよかったと思いました。

これを度々振り返りながら、ビーイングに付け足していきます。

子供たち1人1人の考えや思いを感じた一日でした。

それにしても、気持ちを表すのに「しるらないカード」は有効だなぁと思いました。

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新学期が始まって

新年度が始まりました。今年度は6年生の担任。入学式の前日準備や入学式本番。

私も力が入ってしまい「最高学年として」「学校の代表として」と、ついつい話していました。すると、この日のジャーナルに「最高学年として頑張らなくてはと思った。」「最高学年だからプレッシャーだなあと思った。」「6年生として頑張れるか不安」と書いている子がたくさんいました。私は「はっ」としました。子供たちには「自分で自分のチャレンジを選んでいけばいい」と言っていたのに、「最高学年なんだから」と、自分の気持ちを押し付けていたなあと反省。「じっくり6年生になっていけばいいんだ」と思いました。

月曜日の学級通信にこのことを載せ、子供たちにきちんと話そうと思います。6年生としていろいろな経験を積んでいく中で、6年生になっていく。「子供たちを信じて」と言っていながら、本当の意味で任せていなかった自分を本当に反省しました。

そして、自分たちの気持ちをちゃんとジャーナルに書いてくれた子供たちに感謝したいと思います。

どんな1年になるのか、子供たちの声を聞きながら進んでいきたいと思いました。

 

 

会社活動

今年度も終わりますね。

3学期は、会社活動で新しいことにチャレンジしました。

学習と会社をリンクさせて、授業で大活躍してもらいました。子供たちの力はすごい!また、私が説明するより、子供たちはよく聞いていた気がします。

そして先日、会社パーティーに代わり、探究発表会をしました。

会社活動を総合的な学習の時間と合わせて、もっと調べたいことをまとめ、発表しました。パーティーがなくなってどうかなと思いましたが、子供たちは発表会をとても楽しんでいました。

自分が興味をもったことを調べるのは楽しい!のだと、子供たちを見ていて感じました。

タブレットを使ってスライドを作ったり、画用紙に書いて電子黒板に映して発表したり、実際に実験して見せたり。発表方法も工夫していて面白かったです。

「へぇ〜!」「そうなんだぁ。」の連発の発表会でした。授業から発展した内容も多く、じっと聞いている姿が微笑ましかったです。

ジャーナルに「なるほど〜と思うことがたくさんあって、楽しかった。」「またやりたい!」と書いている子がたくさんいました。

来年度も会社活動をこのスタイルでやりたいと思います。

ちなみに、通知表に「人の誕生会社」とか、初めて書きました(笑)

学び合い その後

3学期から続けてきた算数の学び合いについて、子供たちに感想を聞いてみました。多くの子供たちは「これからもやりたい。」と言っていましたが、「いろいろな意見を聞くと混乱してしまうことがあった。」「時間が足りない事もあった。」という意見もありました。ここは改善の必要があるなと思いました。中には「学び合いをして、みんなの絆が深まった。」と書いている子もいました。

【子供たちの声】

※学び合いは時間内に課題を終わらせなくてはいけないところが大変でしたが、いろいろな人の説明やこの人は分かりやすい!というのが見付かったので、よかったと思います。

6年生でも学び合いをやりたいです。でも、もう少し時間があればなあと思います。算数は得意じゃないので、みんなから説明してもらうと分かりやすいし、分からないところがスカッとするので、来年もしたいです。   

※今までの学び合いはすごくよかったです。算数は苦手なので、友達に分からない所を教えてもらって解決できたり、友達に教えてちゃんと覚えたり、説明が足りなかったり間違っていたことは、友達が教えてくれて「ああ、そうか!」と理解できました。ふつうの算数よりも、学び合いで教えたり教えられたりすると、スッキリします。また、分かりやすく教えてくれる友達もいるので、分かりやすいです。ゴールできた時はうれしいです。  

※途中から学び合いというのをやって、私はうれしかったです。なぜなら、普通の授業だと、授業中に立ったり友達に聞いたりできないけど、学び合いなら分からないことがあったら、すぐに友達に聞けるから、自分で考え込むこともないので、うれしいです。  

自分達で考え、進めていくことができるのが良さだなあ、と思います。

高橋尚幸先生に図々しくもアドバイスいただきながら、

私も課題設定や時間管理など、これからもっとしっかり考えていきたいと思います。

学び合い

高橋尚幸さんのブログを読み、学び合いをやってみようかなと思った冬休み。ブログで紹介していた本を3冊読み、冬休み明けにちょんせいこさんと阿部隆幸さんの『学び合い』×ファシリテーションの講座を受けて、3学期から『学び合い』をスタート! これでいいのかなぁと思いながらも本に書いてあったことを参考に取り組んでいます。特に算数の授業では、どの単元でも続けています。 私が実践していることが『学び合い』になっているとはまだ言えないですが、『学び合い』の考え方、大切にしたいことは、大事にしながら授業をしています。新しいチャレンジに、取り組んでいて、ワクワクしています。 やってみて感じていることは…。 信頼ベースの学級を目指して取り組んできた事が、この『学び合い』に生かされているということです。子供たちが、男女関係なく一緒に考えている姿がとても自然にできました。積み上げてきた対話、温かい関係が繋がっている気がします。 また、冬休みに読んだ本は本当に分かりやすいです。ぜひ、おすすめです! 最後に、やってよかったと思うこと。何より子供たちが『学び合い』を続けたいと言っていることです。 ある子は「今までは、わからなくてもそのまま終わってしまうことがあったけれど、学び合いはみんなができて終われるので、楽しいです。」と振り返りジャーナルに書いていました。 これからも試行錯誤しながら取り組んでいきます。