ゼロらのスタート

 12年間務めた学校を異動し、新しい学校でスタートを切りました。システムも設備も何もかもが違う中で、自分にできることをコツコツとやってきたこの1か月半。全くのゼロからのスタートです。

 子供たちとの毎日は楽しく、様々なピンチがあっても、それをチャンスと捉えてやってきました。ホワイトボード・ミーティング®やPA、そしてマインドマップ®も取り組んでいます。じわじわと自分の実践を周りに広めていけたらと思っています。

 ホワイトボード・ミーティング®を通して子供たちの人間関係を温かいものにしていく、そしてアセスメントしながら成長を見守る、そんな1年にしていきます。

 ホワイトボード・ミーティング®の「聞いて書く」をクラスで初めてしたときのこと。子供から、「自分のことをちゃんと聞いてくれている気がして、認めてもらって嬉しかった。」という感想がありました。まさに、その通り。認めてもらうことで、エンパワーされ、温まっていくのだと改めて思いました。

 今、一番強く考えていることは、「自立して学ぶ」ということです。概念型探究を学んでから、「自立した学び手」について自分の考えがクリアになってきました。先生の答えを探すのではなく、自分で答えを見付け出すことや、自己修正していくことの大切さなど、今までも思っていたけれど、なんとなく漠然としていたものが、だんだん言語化することでクリアになってきました。

 授業が楽しいと思えることが意欲の高まりを生み、学ぶ力につながっていく。当たり前のことだと思いながらも、具現化していくためには言語化していくことが必要だなと感じてます。今年度は概念型探究×ホワイトボード・ミーティング®を通して、自分の考えをまとめていきたいと思います。

 ブログも少しずつ投稿していきたいな…と、自分に言い聞かせて…。