レポートを書く

学びのカリキュラムマネジメントの講座を受けてから、レポート作りをしています。算数で3単元、そして体育。国語と生活科を合わせた取り組みでもやりました。 とは言っても、果たしてこれでいいのか、評価はどうなのかなど、迷いながらやっています。 先日、講座で教えていただいた坂内先生と古田先生にお会いすることができ、レポートを見ていただきました。古田先生からいろいろアドバイスをいただき、アイデアもいただき、また頑張ろうとエネルギーをもらいました。坂内先生の授業をいつか見学させていただきたいとお願いしたり、いい機会をいただきました。 子供たちはレポート作りが好きで、書きたい!という子が多いです。学習した事をまとめるのは楽しいようです。自学の時間も問題でなくレポートを書きたいという子が多いです。2年生って意欲が高く、チャレンジ精神が旺盛だなぁといつも思います。 低学年から書く事を楽しめたら、いいなぁと思い、続けています。 初めての低学年2年間ですが、子供たちの力はすごい!低学年でもやれるんだということを強く感じます。 日々学ぶことの楽しさを実感しています!

ホワイトボードミーティング

ホワイトボードミーティングの2daysセミナーに参加しました。認定講師になってから初めての2daysでした。

何回受けても学びが深く、やっぱりホワイトボードミーティングはすごい!と思います。

教育関係の人だけでなく、様々な職種の方が集まり、元気になる会議について学びました。職種が違う方との話もたくさんの学びになりました。

なかなか進まない会議や、みんなで決めた感がない会議が、あっと言う間に変わります。

先輩認定講師の方々との交流も貴重な経験でした。

ホワイトボードミーティングの良さをたくさんの人に広められるように、できるチャレンジをしていきます。

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司書の先生とのコラボ企画第3弾!

司書の先生との企画第3弾!

本のお楽しみ袋です。

図書室の本を2冊くらい選び、袋に入れて中身がわからないようにします。「面白い話」とか「怖い話」などと、一言メッセージが

付いています。低学年、中学年、高学年向きに分かれていますが、借りるのは自由。

図書委員会の子供たちと作って、期間限定でやりました。子供たちには大好評!うちのクラスの子供たちは、昼休みにあっという間にいなくなり、図書室へ行きました。

なかなかいい企画だったので、またやりたいねって話しています。クラスでもできそう。絵本のお楽しみ袋を作って、みんなで抽選会とか。また相談してやってみます。

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子供たちの力

学校では、気持ちのコントロールがきかず、周りの子供たちといろいろトラブルになるケースがある。当たり前のことだが、私はどんな子でもクラスの中に居場所があることを大切にしている。その土壌がないと、どんなにいい取り組みをしても、子供たちの成長につながらない。信頼ベースの取り組みやPAの考え方は、居場所作りの軸になっている。

先日、読み聞かせをした時に、ある子が「端っこで見えない!」と怒り出した。

すると、真ん中に座っていた子が「じゃあ、場所をかわるよ。」と言った。以前の私だったら「特別扱いはしないから、我慢しなさい。」みたいな事を言っていたと思う。しかし、最近では子供たちの気持ちを優先して、「どうする?」と本人に聞いている。その時は、その子がしばらく考えて、「かわる。」と言って真ん中に座った。「ありがとう。」と言って。

今までなら、当たり前のように代わってもらっていたが、ちょっと考えるようになって、ありがとうが言えた。子供たちの優しさが少しずつ人を変えていく。私がどうするべきかを考え、伝えるのではなく、子供たちの力を信じて見守ることが大切なんだなぁと感じた日だった。

子供たち自身が友達を理解し考えることで、トラブルを解決することができる。最近はトラブルがあると「誰かファシリテーターして欲しい。」という声が上がり、「私がやるよ。」と誰かが言って廊下へ行き、仲直りして帰ってくる。ファシリテーターが書いたホワイトボードを見れば、話しの流れや解決方法がわかる。その時にアドバイスすることもある。 でも、その解決の方法でよかったのか、子供たちに任せるってこれでいいのか、見守ることってこれでいいのか日々悩む。

私が「こう思う」と伝えると、それが正義になって子供たちの中に入っていく。たまにそのことを反省するし、怖いなぁとも思う。だから、「どう思う?」と聞いて、子供たちにじっくり考えてもらいたい。学校でも、もっとこういうじっくり考える時間が欲しいなぁ。 これからも、この悩んでいる気持ちを子供たちに伝え、共有して一緒に考えたいなぁと思う。

「なぜ?」を大切にする

いろいろな「なぜ?」がある。

①授業で大切にしたい「なぜ」

なぜこうなったのかを問うこと。学びを自分で説明して、伝えられるようにするための「なぜ」

この「なぜ」をこれからの授業で大切にしたい。「何」を問うのではなく「何」を使って説明する力。主体的な学びに大切なこと。

②人を理解するための「なぜ」

相手がどんな理由で行動を起こしたのかを問うこと。子供たちがなぜそうしたのかを聞き、解決したり理解したりしていくための「なぜ」

間違いを許すのではなく、次につながるための理解。

③知りたい時に使う「なぜ」

子供たちがわからない時に聞く言葉。こういう問いがたくさんうまれる授業がしたいなぁ。

④怒る時の「なぜ」

何で何回言ってもわからないの?と、相手を責める時の「なぜ」

理由を聞くのではなく、自分の思いを理解してもらうための「なぜ」であって、問いではない。

⑤やりたくないものをやらされる時の「なぜ」

何でやらなくちゃいけないの?という問い。ワクワク感がなくて、理由を求めている。

何のためにやるのか、考えることが必要かなぁ。もちろん、インストラクションが大切ですが…。

①②③は大切にしたい「なぜ」

④⑤は無くしたい「なぜ」

でも、⑤も必要かなぁ。

ありがとうゲーム

クラスで「ありがとうゲーム」をしました。PAのゲーム祭りでやった「ペーパータグ」というものをアレンジしたものです。

実は、通級の先生から「お助けレスキュー」というゲームを教えてもらい、これをペーパータグと合体すると楽しそうと思い、実行。

紅白球を頭に乗せて歩き、落としたら動けなくなります。しかし、誰か(紅白球を落としていない人)が助けに来て、拾ってくれたら「ありがとう。」と言ってまた頭に乗せ、歩き出します。これを繰り返していくゲームです。何度落としても、友達が助けに来てくれる楽しいゲームです。「ありがとう。」もたくさん言うことができ、心が温まります。子供たちはたくさん楽しんでいました。途中から、「友達の球を落としてもいい」というルールを付け加えたり、頭でなく手の甲に乗せたり、2人ペアで手をつなぎながらやったりしました。落とされてもまたお助けが来る。落としてしまうことを楽しめるゲームなので安心してできます。助けようと思ってしゃがんだら、自分も落としてしまい、笑いがおきたり。子供たちはノリノリでした。

ちなみに、お助けレスキューは、「助けて~!」と言うと、レスキュー隊役の子たちが助けに来て拾ってくれるというものです。レスキュー隊が出動場所に待機していて、呼ぶとそこから走って来るそうです。

振り返りには、「たくさんありがとうを言ってうれしい気持ちになった。」「たくさん助けてもらってうれしかった。」「何人も助けたけど、助けた時に落として笑ってしまいました。」などと書いていました。「残りの2年生は少しだけど、みんなともっと仲良く過ごしたいです。」と書いている子もいました。
 この子供たちの気持ちを受け止めて、次につなげていきたいと思いました。

しあわせ脳

土曜日に、市の「教育のつどい」で黒川伊保子さんの「しあわせ脳に育てよう」という講演を聞きました。その講演で天才は「心の力」の持ち主で脳内ホルモンが分泌されているという話でした。そのホルモンが分泌されると「好奇心・意欲・感動・集中力」が高まるというのです。そのホルモンを分泌するためには毎日チャンスがあり、それは生活習慣が大切だというのです。

そしてその生活習慣が「早寝・早起き・朝ごはん・適度な運動」です。

これが「脳育ての黄金ルール」だそうです。このルールは学校でも呼びかけているごく当たり前のルールですが、いかに良質な睡眠が大事か、早起きが大事なのか、朝ご飯はどんなものがいいのかなど、詳しく聞くことで、新たな発見がたくさんありました。

メモ

①PM10:00~AM2:00に脳がしっかり寝ていると、成長する。そのために夜9時以降にはスマホやゲームはしない。寝るときは電気を消して暗くする。(豆電球もよくない。)

②寝る前に甘いものを飲むのは脳が目覚めてしまうので眠れなくなるのでNG。

③何時に起きるのかを思ってから寝るといい。(脳がそれに合わせていい睡眠をプログラムする。)

④早起きは朝6時前に起きるのが良い。その後に軽く運動するといい。

⑤朝ご飯は甘いものはNG。卵やみそ汁、納豆、スープなどから食べるとよい。

などでした。当たり前のようですが、生活習慣をもう一度見直すいい機会になりました。特に、朝の光が当たると分泌される「セロトニン」は達成感や意欲につながる「幸福ホルモン」だそうです。早速我が家の子供たちにも話し、即実行。家族でチャレンジしようと思います。

勉強するよりも、いい睡眠をとること。それが意欲や好奇心、達成感を味わえる脳に育つ秘訣です。

 

「天才とは勝手に努力をしてしまう。」という言葉が印象に残りました。私が大切にしたい「意欲や好奇心が学力を伸ばす」ということに、生活習慣(脳内ホルモンの分泌)が大きく関わっていて、それは教師がどうすることもできない、家庭での力なのだとわかりました、だからこそ、学校と家庭が協力してしっかり考えていくことが、子供たちを伸ばす一番大切なことなのだと思いました。いい生活習慣といい授業、それがそろった時に子供たちの可能性がたくさん広がるのかと思うと、ワクワクします。みなさんもぜひ、やってみてください。

「天才とは、蝶を追っているうちに いつのまにか山頂へ登っている。」(ジョン・スタインベック