水泳の心得

 今年度、コロナウィルスの影響で、水泳指導がなくなった。しかし、新学習指導要領の「内容の取扱い」には、下記の内容が書かれている。

小学校

 「水遊び」「浮く・泳ぐ運動」及び「水泳」の指導については、適切な水泳場の確保が困難な場合には、これらを取り扱わないことができるが、これらの心得については、必ず取り上げること。 

 

 つまり、水泳指導はなくても、水泳の心得については指導を行うこととなっている。そこで、心得について指導をする際に、先生方が参考になる資料を用意した。

 資料は日本ライフセービング協会が作成しているもの

elearning.jla-lifesaving.or.jp

 

と、政府広報オンラインのサイトを参考にして作成した。

 資料は先生方用だが、スライド(パワーポイント)を児童向けにも作成した。ぜひ水泳指導がなくなった学校は、やってほしい。

 今年の夏休みはどうなるか分からないが、子供たちが安全に水遊びができるよう、指導しておきたい。

 

  

 

   

通常授業が始まります

  休校が明け、全員登校が始まった。来週からは6時間授業が毎日となる。

 6年生のリスタートとなったが、全員がそろうと子供たちは本当にうれしそう。やっとこの日を迎えることができたと思いながらも、あっという間にいつものクラスの雰囲気に。一緒にできることの幸せをしっかりと感じながら、そして授業が、学びが楽しいと感じられるように日々を過ごしていきたい。

 休校中もずっと書いていたジャーナル、そして練習していたホワイトボード・ミーティング®。そのせいか、ソーシャルディスタンスを保ちながらのペアトークも、スムーズで、落ち着いた雰囲気。このままぐんぐん伸びていてほしいと思った一週間だった。

 

 ちょっとだけクラスのことを紹介。

 今年度は、係(当番)の仕事を毎日くじ引きで行っている。休校中に見付けた記事からヒントをもらった。

 ※私は直接知らない方ですが、勝手に紹介してしまいました。

 毎朝、子供たちがくじを引き、なんの仕事をやるのかが決まる。あさのちょっとしたワクワクドキドキ。これはヒットだった。一番は、子供たちが自分の仕事をきちんと行うこと。毎日同じだと忘れてしまうことが多かったのだが、必ず忘れずにやっている。自分の係でなくても手伝ってくれる子もいる。「お休み」というくじが3本入っている。それもお楽しみ。本当は子供たちと考えたかったが、時間がなく私が作成。様子を見て内容も変えていこう。

 そして、「クラス通貨」にも取り組んでいる。田中光夫さんの

 の本に載っていた実践を参考にさせていただいた。この本は、たくさんの実践が載っている。読みやすくあっという間に読み終えてしまう。田中さんの子供たちへの思いが感じられる1冊だ。ぜひ、おすすめ。

 クラス通貨に取り組んでみると、子供たちのやる気がすごい。こんなに夢中になるのだと、驚いた。どんなことに還元していくのか、これからじっくり子供たちと話し合いたい。もう一つ、この本に載っていた自分のマーク。休校中に「マイゆるキャラ」を作り、ワッペンのようにして名札代わりに使う。それぞれの個性が出て、見ていて面白い。子供たちも気に入っている。

 

 PAはPAJの講座で、ソーシャルディスタンスを保ちながらできるアクティビティを教えていただいたので、もう少し落ち着いたらそれにもチャレンジしたい。

 やりたいことがたくさんある。しかし、今は少しづつ今までのペースに戻していくような気持ちでやっていきたい。

 

分散登校

来週から分散登校が始まる。子供たちを迎えるにあたって、ZOOMで会議を行った。

①企画会議「子供たちを迎える大作戦!」

 先日ホワイトボードミーティング®のセミナーで企画会議を行った。(株式会社ひとまち)その時にやった「子供たちを迎える大作戦!」を、学校でも先生方とやってみた。子供たちを迎えるにあたり、出来そうなことを出し合うアイデア会議だ。登校してくる子供たちの心のケア、そして体ほぐしをどう行うかを話し合った。たくさんの意見が出て、子供たちと会えることに、さらにワクワクしてきた。

 私が取り組もうと思っているのは

 ・朝ダンス(体操)・・・曲に合わせてみんなでまねっこ体操をする。

 ・絵本の読み聞かせ

 ・付箋メッセージ・・・半分ずつの登校なので、付箋に会えない友達へのメッセージ

            を書き合う。模造紙に貼って共有する。

 ・アイスブレイク

 ・ミニホワイトボードで遊ぶ    などなど。

 他の人の意見を聞いて、なるほどと思ったことがたくさんあった。学校の中に、企画会議のファシリテーターとして立てる人が6人いることも、心強かった。たくさんの先生がミニホワイトボードでいろいろやってみたいと言ってくれていたのも嬉しい。こうやって、みんなで話し合う機会を今年度はたくさんとりたい。

 

 ②役割分担会議「分散登校初日の流れ」

 学年の先生と、一日の流れを可視化してみた。こんな感じ。

f:id:akika-ainoarukurasu:20200521172906j:plain

  いろいろなことがあっという間に決まり、写真を撮って終了。座席もどうするか決められたし、細かいところまで共有できた。こんな風に使うと、ホワイトボードミーティング®の良さを改めて感じる。

 あとは、学校へ行って校内消毒。ゴム手袋は使い捨てだとすぐに破れるので、ちゃんとしたゴム手袋がいいらしい。

 6時間の授業、体力もつかな…。

子供たちとつながる

 先日、休校中の課題を集め、新しい課題を配布した。久しぶりに子供たちと会えて、本当にうれしかった。

 今回は「振り返りジャーナル」を書いてもらっていたので、さっそく読んでみた。読んでみると1か月、子供たちがどんな気持ちで、どんな様子でいたのかがよくわかる。

 1ページずつ、いつものように「うんうん」「ね!」「なるほど!」などとコメントを書く。29人の子供たちがこの1か月書いたジャーナル。土日まで書いている子が多かったので、コメントを付けるのは大変だと思っていたが、意外とあっという間に読み終えていた。読んでいてワクワクしたし、久しぶりに子供たちの気持ちを読むことができ、温かい気持ちになった。

 この子たちは1年生から振り返りジャーナルに取り組んでいる。もう毎日書くことには慣れている。ああ、当たり前になっているんだなと改めて実感。

 ちなみに、振り返りジャーナルについてはこちら。

 

 読んでいて感じたことをいくつか。

①子供たちは、思った以上に前向きに、そして自分で学んでいた。電話(グループLINE)やスカイプなどで学び合をしていた子もいる。一緒にやることで、頑張れた子もいたようだ。一人でも、自分で計画を立て、やっていることがほとんどだった。

②だんだん気持ちが辛くなるのかと思っていたが、自分なりの楽しみ方や工夫をしている子が多かった。そしてその経験が、「こういう時間もいいな。」「自分でできることを考えてやるのは楽しい。」などという気持ちに変化しているようだった。

③友達と一緒に学ぶ楽しさを改めて感じ、学校での学びについて考えている子が多かった。

④とはいえ、ずっと自宅にいるので、だんだん書くことが少なくなる子も数名いた。それも大事な情報。きっとつらかったんだろうなと思う。

⑤コメントを付けたので、やはり返したいと思い、ポスティングすることにした。学年で12人ぐらいのジャーナルを学年通信に載せ、一緒に投函する予定。友達がこんな風に工夫しているんだな、とか友達とつながっている感じがするかなと思ったから。こんな風に一緒に取り組んでくれる学年の先生にも感謝。

 

 やはり、分散登校が始まったら、子供たちの気持ちをしっかりとほぐしてあげることから始めたい。授業よりもまず、たくさんの気持ちを共有し、それからスタートしよう。強くそう思った。

 今は、もう一冊のジャーナル(2冊目)を使い、子供たちは書いている。今度また学校へ来たら、1冊目に書いてもらい、コメントを付けていく。こんな時だからこそ、子供たちとつながれる一つのチャンスとして大事にしたい。

 振り返りジャーナル、やはり最強!

 

休校中の課題 その2

休校中の課題をまとめてみた。(前回とかぶっている内容もありますが、お許しを!)

学年の先生が、一緒に楽しんで考えてくれるから、本当にありがたい。

 

①ホワイトボードミーティング®で毎日ペアトークをする。

 ラミネートした白い紙を配布し、毎日ペアトークをする。できたら、聞いて書くまで。昨年度もずっとやってきたから、子供たちでできると判断。

②算数進度表作成

 算数の単元を進度表を見ながら進める。もし休校にならなかったら、そのまま授業で使おうと思っていたもの。学び合いで使える。あとは、eラーニング(オンライン学習)を進めたい子はやってみる。

③国語進度表作成

 辞書引きと漢字練習→教科書の課題→五色百人一首の練習の流れで行う。

 辞書引き、漢字貯金(漢字ドリルはもう4月中に終わらせている。意味、部首、読みをプリントとセットでやっている。)教科書は音読やミニ単元に取り組みが中心。音読のタイムトライアルも入れてみた。

 5色百人一首は、4月中に全部のセットをきれいに直した。(結構バラバラだったから…。)少しでも覚えて、家族で対戦したら楽しいかもと考えて。

④理科、社会、英語進度表

 この3教科は1日に2教科取り組むように設定。理科と社会はプリントや実験グッズのまとめなど。英語は、教科書についているQRコードを読み取って、リスニングの練習。(今のことろ、QRコードは全員読み込める。)

⑤チャレンジ50

 軽井沢風越学園の先生のチャレンジ100の投稿を見て真似したもの。3マスはあけておいて、自分がやりたいチャレンジを書く。これ、作るの楽しかった!なので、子供たちと作るのもいいかも。夏休みや冬休みの課題で一緒に作ってみたい。

⑥図工と音楽の課題

 専科の先生から出されたもの。

⑦振り返りジャーナル

 実は、4月の休校中も書いてもらっている。今回は4月分を集めて、もう一冊別のものを渡して5月分を書いてもらう。ずっと続けているジャーナルだから、子供たちは当たり前にやる。でも、毎日のフィードバックができないのが残念。せめて1週間に一度はフィードバックしたい。

 教科の内容にプラスしてeラーニングというオンラインの学習も全校に提示している。先生がどれくらいやっているか見ることができ、コメントを(クラス全体へだが)返すこともできる。メールに「先生が見たときにコメントを書いているよ。」と入れたら、さっそくやり始めてくれた子も多かった。全学年の問題ができるので、復習にも使える。

そして・・・

⑧生活表

 教育委員会から、生活表を作るようにと言われた。時間割表みたいなものを作り、自分で立てるのが心配な人用に作ったもの、自分で計画を立てたい人用に表だけのもの、2種類用意して、どちらか選べるようにした。

 

 最後に、学年の先生と相談して、お手紙を子供向けに入れることにした。全員へ向けてだが、今の思いを伝えたいと思う。前回も入れてみた。そうしたら、返事をくれた子もいて、うれしかった。

 

 本当は自分で好きなことに取り組む時間も確保したい。やりたい子は、という形でのチャレンジとなった。

 先日、職員が行ったZOOMでの会議を教育委員会の方たちが見学に来た。興味をもってくださり、昨日は全家庭へのICT機器環境についてのアンケートがメールで配信された。もしかしたら朝の会や帰りの会などをオンラインでやることも可能になるかもしれない。(難しいかな…。)

 今後どうなるかわからないが、やれることをやる!しかないと思う。周りの先生方と情報交換しながらやっていきたい。

 

休校中の課題

今回、5月中が休校になった場合、どんな課題を出そうかと考えた。

 【その1 チャレンジ50】

 私はいつも夏休みに「20の選択」、冬休みに「10の選択」というのをやっていた。たくさんある選択肢の中から20個(10個)を選んで挑戦するものだ。ちょっと紹介。例えば…

・1日に1回も「暑い」(寒い)と言わずに過ごす。

・道ばたの花を観察して絵にかく。

・一日中テレビやゲームをしないで過ごす。

・一日中お家の人の言うことはなんでも「はい。」と言って聞く。

・おうちの人に一日中敬語で話す。

・夏の星座(冬の星座)を見ながら、家族と語り合う。

・トイレをピカピカにする。

・玄関をピカピカにする。

・お風呂をピカピカにする。

・家族の洗濯物を干す。

・家族の洗濯物をたたんでしまう。

・家族1食分の食器を片付けて洗う。

・家族分のお米を炊く。

・ゆで卵を作る。

・夕飯を一人で作る。

・近所を10分間マラソンする。

・畑で働いている人に苦労話や、やりがいを聞く。

・お家の人にしかられたら、そのわけを五七五で表す。

紅白歌合戦を見ながら、1年について家族と振り返る。

・縄跳びを5分間跳び続ける。

・1時間読書をする。

・好きな曲をリコーダーで演奏する。

・30分休まず計算する。(漢字練習する。)

・漢字を20個以上使って日記を書く。

・先生にはがきを出す。    などなど…。

 

 選んだものは何回でも挑戦できて、やった回数を正の字で付けていく。もちろん、20個と言わず、全部に挑戦してもいい。学年の先生と相談してネタを作るのも楽しい。

今回、5月も休校になったら、この20の選択をやろうと思っていた。と、今回話したいのはこのことではなく…。

 しかしこの前、軽井沢風越学園の先生の「チャレンジ100」を見て、これをやってみたい!と思った。この「チャレンジ100」は、それこそ「やってみたい!」が詰まっていて、とても楽しそう。しかもたくさんあるので、どんどんチャレンジできる。(軽井沢風越学園の「かぜのーと」で検索!100ではありませんが、幼児用の50のチャレンジが載っています。 https://kazakoshi.ed.jp/

 私は100ではなく、50にしてみる。(100は思いつかなそう。この先生すごい!)子供たちが、チャレンジしたら楽しそうなことを書いておこう。いくつかのマスは空けておいて、自分で好きなチャレンジを書いてもらうのもいい。フリーランスティーチャーの田中光夫は、ビンゴにしている。楽しそう。

数を決めずにどんどんチャレンジする、それがいい。どんなカードにしようか、私が今からワクワクしている。

 

【その2 ファシリテーターの第一歩】

 もう一つは、今年度の校内研究で取り組むホワイトボードミーティング®の練習。

①質問の技カードを覚える。→学校再開の時に、質問の技カードを暗記していたら合格!

②質問の技カードを使って家族(または友達と電話で)の誰かとペアトーク→慣れてきたら、ホワイトボードに聞いて書く。これをできれば1日1回は練習をする。(できない場合は一人オープンクエスチョン?)

テーマ :好きな食べ物は?

    好きなお菓子は?

    子供の頃の遊び

    好きなスポーツ

    おすすめのアニメ

    最近ハマっている事

    好きな教科    などなど

 本校では今年度、全員にミニホワイトボードと、3色セットのマーカーを買った。ダイソーで大量注文!(ちなみに私費会計)でも今回はホワイトボードの代わりに、白い紙をラミネートしたものを配る。ホワイトボードマーカーも渡す。できれば全校で取り組みたい。高学年はやる予定。聞いて書くができなくても、会話の中でオープンクエスチョンを使ったり、あいづちを使ったりするだけでもいい。(初めての学年は、暗記するだけでもいい。)

 どうなるかわからない状況だが、やってみたいことはやってみようと思う。

 

 子供たちへの支援を考える

 愛着障害について、これまで詳しく学んだことがなかった。特別支援学級の担任をしていた時も、自分が子供をアセスメントし、どうしたらいいのかを考えながら自分の感覚や直感みたいのものを頼りに子供たちに接してきた。失敗もあったし、失敗から学び、次につながることも多かった。たくさんの試行錯誤をしてきた。その経験があったからこそ、今の自分がいると思っている。

 今回「やさしくわかる! 愛着障害ー理解を深め、支援の基本を押さえるー」(米澤 好史著)の本を読んだ。

 読んでいて、「ああ、確かにそうだ」とか「あの子もそうだった」と自分の中にすとんと落ちるものがあった。ぜひ、本校の先生方にも読んでほしい!そう思いで、校内研修で取り組んでいるブッククラブの本に取り入れた。(以前のブログにも紹介したが…。)私も、もっと早く出会いたかったなあと思う。

 私は、子供の困り感に寄り添う教師てありたいと思っている。今は、学校で困り感のある子供たちを見回ったり、担任にアドバイスしたりする立場になった。ついつい、自分がその子と関わりをもち、何とかしようとしてしまう自分がいる。この本にあるように、「キーパーソン」を誰にするかによって、周りの先生方の対応が大きく変わってくる。担任がキーパーソンだったら、しっかりとサポート対応する立場として、子供たちに関わってこうと思った。

 私が今の学校に勤務してからずっと低学年のサポートをしてくださっているスーパー教師がいる。初めて1年生を担任した時に、本当にお世話になった。こんな風に子供たちを関われたらと、毎日勉強になった。その先生は、常に私(担任)がやりやすいような、子供たちが担任を信頼できるような声かけをしてくださっていた。この本を読んだ時に、その先生が頭に浮かんだ。私もそんなスーパーサブとして、困っている先生のサポートをしていきたい。もちろん、自分がキーパーソンになったら、子供の感情を育む教師になる、そう思える本だった。

 とにかく本当に分かりやすい。いつか米澤先生の講演を聞いてみたいなぁ。