学級通信
今教えている子供たちの中に私が以前兄弟、姉妹を担任した子が多くいます。この学校に勤務して7年、だいぶ増えました。
その子供たちがよく「お兄ちゃん(お姉ちゃん)が太陽の子を今でもとってあるよ。」というのを聞いてちょっと嬉しくなります。学級通信のタイトルは、いつも「太陽の子」です。初任の時から一度も変えていません。だいたい毎日出すこの通信は、私の振り返りジャーナルみたいなものです。昨年はパソコンで打ちましたが、基本的に手書きで出しています。B5なので短いです。たまに漫画みたいなものも書きます。 気を付けていることは ①子供たちのいいところを具体的に書く ②漫画でその時のエピソードを表現する ③子供たちの様子を写真に撮って全員が載るように通信に入れる ④たくさん書かずにパッと読める量にする ⑤たまに(結構頻繁に?)自分の考えを載せる 「太陽の子」という題字は、子供たちに書いてもらい、1人ずつ載せています。結構いいですよ。 職員の中にも読み続けてくれている人が多くいます。放課後、希望者に配布しています。読んでくれる人がいる。だから書き続けられる。感謝です。
これからも、通信を書き続けていこうと改めて思いました。
高学年
高学年では算数は習熟度別で、英語と理科は支援員さんがいる、校務軽減で社会は講師の先生、図工と音楽は専科です。なので、自分の授業が国語と道徳、体育、家庭科、総合、学活だけになりました。
なかなか時間割が難しく、1日のうちで私の授業がない日や1時間だけの日もあります。ちょっと寂しい。
そんな中でも、隙間の時間を見付けては読み聞かせや会社活動をしています。朝のサークルではペアトークを繰り返してきました。子供たちの吸収力はすごい!だんだん力を発揮してきています。昨年は低学年の良さを感じた一年でしたが、高学年の良さを感じている今日この頃です。 以前も書きましたが、今年度は安心・安全が第一のテーマ。だいぶ誰でも安心して話せるような雰囲気になってきました。ここから次のステップに行こうと思います。みんなの学校
一人一人が安心して自己選択できるクラス
新年度が始まり10日間。子供たちといろいろなことを話し合い、意見を共有してきました。子供たちは新しい学年にキラキラした期待や意欲を見せています。
話し合いもいろいろとやりました。今日はその一つを紹介します。
給食の配膳台を拭くことについて話し合いをした時に、「やりたい人がやればいい。」「いやな人はやらなくてもいい。」という意見がでました。結構大多数がそういう考え。でも、積極的にやりたい子はそういないですよね。だから、それぞれがどんなことを考えているのか、本音を出し合いました。私はじっと我慢して最後に一言だけと決めていました。
意外にも子供たちがたくさん本音を出し合うことができました。こんなこと言ったらという意見でも、気持ちを素直に言っていて、お互いの気持ちを共有できました。いい時間でした。
この日のジャーナルには、それぞれの思いがたくさん書かれていて、読み応えがありました。「話し合いで、初めてこんなに素直になれた。」「自分と違う意見を聞いて、気持ちを知ることができた。これからも自分と違う意見をしっかり聞いて考えたい。」「絶対にやりたくないと嫌々やっていたけど、みんなの意見を聞いてやってみようかなと思った。」などなど。全員のジャーナルを一覧にして(名前なしで)次の日に読み上げました。私からは、「みんなの考えたことを受けとめるけど、常にそれでいいのか、問い続けていってほしい。」と話しました。そして、チャレンジバイチョイス(PAの考え方で、私が大事にしているもの)の話をしました。
すると、次の日に「絶対に配膳台はやりたくない!」と言っていた男の子たちが「今日は僕たちでやってみようかな。」とやり始めました。なかなかまんざらでもなさそう。子供たちが自分たちでクラスを変えた瞬間です。ちょっと胸が熱くなりました。
これからも子供たちを信じて考えを共有し、自己選択していってほしいと思います。
読み聞かせの絵本 パート2
読み聞かせの絵本シリーズ第2弾!子供たちに人気があったものを紹介します。
私が学級開きで必ず読む絵本です。
単純に笑えます。
年末に読みました。
みんなで選びながら読み聞かせ。
こんなことが・・・!
岩瀬直樹さんから教えていただいた絵本。
これは必見!面白い!
どんなラーメン屋かな。
予想できるのが面白い。
- 作者: ジュリエットダラス=コンテ,アリソンバートレット,Juliet Dallas‐Cont´e,Alison Bartlett,たなかあきこ
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 2001/11
- メディア: 大型本
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温かい気持ちになる絵本。
わかるなあ。
せい子先生から教えていただいた絵本。
みんなで御唱和ください。
- 作者: エレン・スラスキーワインスティーン,ケネスアンダーソン,Ellen Weinstein,Kenneth Andersson,桂かい枝
- 出版社/メーカー: 鈴木出版
- 発売日: 2008/12
- メディア: 大型本
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たこ焼きがかわいい
次は何かなとわくわく。
ねずみシリーズ
読むと涙が出てきます。
読み方の工夫がおもしろい!子供たちに大人気でした。
鈴木のりたけさん、もう一つ。
こんなサーカスがあったら・・・。
石川晋さんから教えていただいた絵本。
- 作者: エットガールキャロット,ルートゥーモエダン,Etgar Keret,Rutu Modan,久山太市
- 出版社/メーカー: 評論社
- 発売日: 2005/01
- メディア: 大型本
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来年度もたくさん絵本を読んであげたいと思います。