みんなの学校

先日「みんなの学校」という大阪の青空小学校のドキュメンタリー映画で、その時に校長をしていらした木村先生の講演会を聞きに行きました。 以前特別支援学級の担任をしていた私には、いろいろ考えさせられるお話でした。 みんなが通常学級で学んでいる学校です。誰もがこんな風にお互いを尊重できたら安心です。そんな学校をつくりたいなぁと最近思うようになりました。 今までは、通常学級で辛いなら、特別支援学級で学ぶという選択ができる、その子に合った学びができる、将来を見据えて学ぶことができると思っていました。でも、辛くさせているのは私達なのかもしれない。誰もが安心できる環境をつくれたら、みんなが楽しんで学べるのかなぁと。できないことを隠さずに、助け合い、共に伸びていく。そのために地域の人や保護者を巻き込んでたくさんのチャレンジができたら実現するのかも。 私が思っている「安心・安全」な学級と考え方は同じ。誰もがみんな安心していられるということは、その子のありのままを受け入れるということ。それぞれのチャレンジは違うから、みんなが同じ進度や同じ量をやる必要はなく、子供たちが責任をもって選べるようにファシリテートできたらと思います。 信頼ベースの学級、学校です。