先日、「通常学級における支援のあり方」について研修を受けた。講師は、特別支援学校でコーディネーターをされている先生。

流れは次の通り。

①3人組で、1番印象に残っている児童について、エピソードを話したりタイトルを付けたりする。

②その困った内容のタイトルをポジティブな言葉に変換する。

③支援を考えるためのシートを使い、考える。

話を聞きながら、ホワイトボードミーティング®︎で取り組んでいることと同じだと思った。

エピソードを語る大切さ、NGワードをOKワードに置き換えることなど…。繋がっている。

研修のポイントは、「支援の第1歩は、イメージ力をもつ」ということだ。

私達は、その現象にばかり目がいってしまうが、大切なのは「なぜ?」と原因を考えることだ。教師がいかに相手の気持ちをイメージできるかが大切で、これは特別支援学級の担任時に、一番意識していたことだ。子供でも保護者でも、行動や言葉の原因は何かを考え、時には本人に聞きながら、対応してきた。

相手を分かりたい気持ちが、支援の第1歩なのだと思う。

「大変だから、何とかしたい。」をきっかけに児童に想いを馳せ、一緒に考えるケース会議会議は、同時に担任の気持ちに寄り添う時間でもある、貴重な時間だ。

私たちが、イメージ力を働かせることで、学級は変わると私は信じている。

寄り添うとはどんなことなのか、みんなで考えていきたい