算数の学び合い その後

以前のブログで、算数の授業で学び合いをしていると言いました。 今日は、その後の様子をお話ししてみようと思います。 授業のはじめに、ミニレッスンをする時もありますが、課題をすぐに書いて始める時もあります。 子供たちには、「席をグループにしても好きな場所に移動してもいいよ。」と伝えていますが、子供たちはあまり動かしません。まずは自分の時間をつくる子が多いです。後ろを向いてやる子もいれば、自由に動き回ったり、後ろのマットスペースで輪になってやる子もいます。どちらかといえば、机を動かさずに(担任に似て面倒くさがり?)みんながあちこちに動き回っている印象が強いです。 男女問わず頭を寄せ合いながら課題に向かう姿が当たり前になりました。何より集中力がすごい。全員がゴールするためにずっと話し合っている子供たちです。ゴールしていない子が少なくなり、時間がある子は、難問を解いたりドリルをやったり、それぞれのやりたいことをやっています。 課題は、「〜について、図や数直線などを用いて2人または3人に説明する。」とか、教科書にある「したがって」を使って説明する、算数用語を使って説明する、のように、その時の内容によって考えています。課題をどうするかを、これからもっと考えていきたいです。 説明が終わると、自分の名前のマグネットを「スタート」から「ゴール」に移動し、ノートに説明を書きます。このマグネットを見ながら、ゴールした子は動き回ります。最近は、ほとんど時間内に全員がゴールするようにぬりました。 最後の五分でランダムにクジで当たった子が前で説明します。ノートを提出して終了です。 説明をする友達は新しい関係性を求めて、いろいろな友達として欲しいと話しています。いいのかどうかわかりませんが、名簿を全員に配って、説明した友達に印を付けています。ノートには、聞いた人がサインしているのですが、最近では英語の筆記体で名前を書くのがブームです。英語の授業で、アルファベットを聞いて練習する子も。いろいろなサインを集めるのも楽しいようです。 ノートの説明もよくなってきました。とにかく書き続けることで、だんだんよくなるのだと、子供たちの様子を見て実感しています。けれは、ホワイトボードミーティング®︎もマインドマップも同じ。失敗OK、マネもOK、やっていくうちにどんどん力が付きます。 3学期は単元でいくか、子供たちと相談して進めていきたいと思います。