初めての勉強会

 私は信頼ベースの学級づくりに取り組んでいます。様々な実践をしながら、自分自身が勉強しています。先日、ホワイトボードミーティングの認定講師として、初めての勉強会を行いました。若い方もベテランの方も集まり、一緒に学ぶことができました。学ぶことは本当に力になります。温かい雰囲気の中、あっという間の2時間でした。

 私は初任者の時から、学級目標は「愛のあるクラス」としてきました。互いに認め合うことを自分の学級経営の基にしてきました。たくさんの子供たちと出会い、自分の力のなさに悔しくなったり、感動したり、様々な思いをしてきました。
 しかし、どんな時でも忘れなかったのは「学ぶこと」です。特別支援学級の担任になった時も、初めての世界に戸惑いながら、がむしゃらに勉強したのを覚えています。いつでも、どんな授業をしたら、どんな学級経営をしたら子供たちが幸せになれるかな・・・という思いでいっぱいでした。思い通りにいかず、悩んだことも多くありました。でも、教師という仕事は楽しく、今でもこの仕事に就けたことに感謝しています。

 今の職場には若い先生が多くいますが、どの先生も熱心で、よく学んでいます。失敗やうまくいかないことも多くあると思いますが、今学んでいることは、きっと大きな力になっていきます。一生懸命な姿がとてもすてきです。そういった若い人たちを見ていると、幸せな気持ちになります。
 子供たちも同じです。学ぶことが楽しい。もっと知りたい、もっとできるようになりたい・・・。失敗しても、うまくいかなくても、次につなげていく。そして、わかったりできたりしていく。そういう思いを感じるとき、私は幸せになります。そして、その手伝いをするのが教師の役目。主人公は子供たちです。
 その学ぶ意欲の源になるのが、信頼(愛)なのだと思います。これからも、信頼ベースの学級づくりを目指して頑張ろうと思った一日でした。