行事への取り組み

先週、連合音楽会がありました。なんと2カ月近くの練習期間を経て、本番を迎えました。

朝練や休み時間、放課後と毎日のように頑張る子供たち。子供たちもそうですが、私たち担任も授業を含め、ずっと一緒にやってきました。

行事への取り組み方にはいろいろな考え方があります。

うちのクラスの子供たちは、休み時間命。途中辛そうにしていたので、(ついでに私も。)音楽専科の先生にお願いして1週間授業以外の練習無しにしてもらいました。

子供たちの中には音楽なんて…という子もいます。だから、それぞれのチャレンジをどう設定すればいいのかなぁと迷いながら取り組みました。 最後の一週間は毎日の放課後練習でした。逆に音楽が嫌いにならないかと心配しましたが、終わってから、保護者の方から話を聞いたり、子供たちの振り返りを読んだりすると、やりきった感があった事がわかりました。 練習やだなぁと言っていた子も、家ではそうでもなく、むしろ達成感があったのだと聞きました。 やりきった人にしかわからないことがある。面倒だと思っていたけれど、やっていくうちに夢中になり、終わった後に感動で涙を流した男の子もいました。 でも、何となくモヤモヤしたものが心の中にあるんです。これはこれでよかったのかもしれない。でも、何を大切にして、何の目的でこの行事をやるのか、その為にどんな取り組みにしていくのか。 これからも行事との向き合い方を考えていきたいと思います。