自分で選ぶ時間
1年のまとめの時期になりました。算数や国語の授業もめどがたち、自主学習の時間を授業と平行してやっています。
例えば算数では、2年間でやった単元のプリントを用意し、自分が苦手な所を選んでやるとか、教科書の問題やドリルをもう一度やるとか、自分で問題を作るとか、レポートを書くとか、自分でやりたい課題に1時間取り組みます。
この時間が子供たちは大好き。黙々と取り組み、自分で丸付けをしてやっています。わからない所は友達に聞いたり、調べたり。
自分で問題集みたいなノートを作っている子もいました。 休憩しながらやっている子ももちろんいます。 それぞれのチャレンジバイチョイスです。 レポートを書きたがる子も多く、子供たちは自分なりにまとめる事が好きなんだなぁと思います。 国語は漢字、読書、物語を書くなど、子供たちと相談しながら進めます。 授業時数もほぼ確保したので、残りはいろいろやりたい事にチャレンジしてみたいと思います。わくわく!絵本の紹介
今年度読み聞かせした絵本の中から、おすすめを紹介します。
人気No1!子供たちが大好きな絵本!続編が出ました。
ほしじいたけ ほしばあたけ じめじめ谷でききいっぱつ (講談社の創作絵本)
- 作者: 石川基子
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2016/10/20
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログを見る
これも子供たちが大好き!アプリでも見ることがきでます。
最後のおちがおもしろい!
ジーンとします。
子供たちが大笑い!
個人的に好きな絵本。
ぜひ読み聞かせしてもらいたい絵本。
絵本 いのちをいただく みいちゃんがお肉になる日 (講談社の創作絵本)
- 作者: 内田美智子,魚戸おさむとゆかいななかまたち,坂本義喜
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2013/12/03
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログを見る
しばらくブームでした。
ライフタイム: いきものたちの一生と数字 (ポプラせかいの絵本)
- 作者: ローラ・M.シェーファー,クリストファー・サイラスニール,Lola M. Schaefer,Christopher Silas Neal,福岡伸一
- 出版社/メーカー: ポプラ社
- 発売日: 2015/06/10
- メディア: 大型本
- この商品を含むブログ (1件) を見る
ここからは、読んだ本を紹介
- 作者: ポール・フライシュマン,ケビン・ホークス,Paul Fleischman,Kevin Hauks,千葉茂樹
- 出版社/メーカー: あすなろ書房
- 発売日: 1999/07
- メディア: 大型本
- 購入: 2人 クリック: 22回
- この商品を含むブログ (30件) を見る
- 作者: ジョナサンアレン,Jonathan Allen,岩城敏之
- 出版社/メーカー: アスラン書房
- 発売日: 1993/08
- メディア: 大型本
- 購入: 6人 クリック: 15回
- この商品を含むブログ (3件) を見る
シリーズものです。
ヨシタケさんシリーズ
泣きました。
私も好きでした。
文字のない絵本。他にも「かさ」などがあります
すごいしかけ絵本
これもシリーズものです。
まだまだありますが、今回はここまで。また後日紹介します。
初めての勉強会
私は信頼ベースの学級づくりに取り組んでいます。様々な実践をしながら、自分自身が勉強しています。先日、ホワイトボードミーティングの認定講師として、初めての勉強会を行いました。若い方もベテランの方も集まり、一緒に学ぶことができました。学ぶことは本当に力になります。温かい雰囲気の中、あっという間の2時間でした。
私は初任者の時から、学級目標は「愛のあるクラス」としてきました。互いに認め合うことを自分の学級経営の基にしてきました。たくさんの子供たちと出会い、自分の力のなさに悔しくなったり、感動したり、様々な思いをしてきました。
しかし、どんな時でも忘れなかったのは「学ぶこと」です。特別支援学級の担任になった時も、初めての世界に戸惑いながら、がむしゃらに勉強したのを覚えています。いつでも、どんな授業をしたら、どんな学級経営をしたら子供たちが幸せになれるかな・・・という思いでいっぱいでした。思い通りにいかず、悩んだことも多くありました。でも、教師という仕事は楽しく、今でもこの仕事に就けたことに感謝しています。
今の職場には若い先生が多くいますが、どの先生も熱心で、よく学んでいます。失敗やうまくいかないことも多くあると思いますが、今学んでいることは、きっと大きな力になっていきます。一生懸命な姿がとてもすてきです。そういった若い人たちを見ていると、幸せな気持ちになります。
子供たちも同じです。学ぶことが楽しい。もっと知りたい、もっとできるようになりたい・・・。失敗しても、うまくいかなくても、次につなげていく。そして、わかったりできたりしていく。そういう思いを感じるとき、私は幸せになります。そして、その手伝いをするのが教師の役目。主人公は子供たちです。
その学ぶ意欲の源になるのが、信頼(愛)なのだと思います。これからも、信頼ベースの学級づくりを目指して頑張ろうと思った一日でした。
レポートを書く
学びのカリキュラムマネジメントの講座を受けてから、レポート作りをしています。算数で3単元、そして体育。国語と生活科を合わせた取り組みでもやりました。 とは言っても、果たしてこれでいいのか、評価はどうなのかなど、迷いながらやっています。 先日、講座で教えていただいた坂内先生と古田先生にお会いすることができ、レポートを見ていただきました。古田先生からいろいろアドバイスをいただき、アイデアもいただき、また頑張ろうとエネルギーをもらいました。坂内先生の授業をいつか見学させていただきたいとお願いしたり、いい機会をいただきました。 子供たちはレポート作りが好きで、書きたい!という子が多いです。学習した事をまとめるのは楽しいようです。自学の時間も問題でなくレポートを書きたいという子が多いです。2年生って意欲が高く、チャレンジ精神が旺盛だなぁといつも思います。 低学年から書く事を楽しめたら、いいなぁと思い、続けています。 初めての低学年2年間ですが、子供たちの力はすごい!低学年でもやれるんだということを強く感じます。 日々学ぶことの楽しさを実感しています!
ホワイトボードミーティング
ホワイトボードミーティングの2daysセミナーに参加しました。認定講師になってから初めての2daysでした。
何回受けても学びが深く、やっぱりホワイトボードミーティングはすごい!と思います。
教育関係の人だけでなく、様々な職種の方が集まり、元気になる会議について学びました。職種が違う方との話もたくさんの学びになりました。
なかなか進まない会議や、みんなで決めた感がない会議が、あっと言う間に変わります。
先輩認定講師の方々との交流も貴重な経験でした。ホワイトボードミーティングの良さをたくさんの人に広められるように、できるチャレンジをしていきます。
子供たちの力
学校では、気持ちのコントロールがきかず、周りの子供たちといろいろトラブルになるケースがある。当たり前のことだが、私はどんな子でもクラスの中に居場所があることを大切にしている。その土壌がないと、どんなにいい取り組みをしても、子供たちの成長につながらない。信頼ベースの取り組みやPAの考え方は、居場所作りの軸になっている。
先日、読み聞かせをした時に、ある子が「端っこで見えない!」と怒り出した。
すると、真ん中に座っていた子が「じゃあ、場所をかわるよ。」と言った。以前の私だったら「特別扱いはしないから、我慢しなさい。」みたいな事を言っていたと思う。しかし、最近では子供たちの気持ちを優先して、「どうする?」と本人に聞いている。その時は、その子がしばらく考えて、「かわる。」と言って真ん中に座った。「ありがとう。」と言って。
今までなら、当たり前のように代わってもらっていたが、ちょっと考えるようになって、ありがとうが言えた。子供たちの優しさが少しずつ人を変えていく。私がどうするべきかを考え、伝えるのではなく、子供たちの力を信じて見守ることが大切なんだなぁと感じた日だった。
子供たち自身が友達を理解し考えることで、トラブルを解決することができる。最近はトラブルがあると「誰かファシリテーターして欲しい。」という声が上がり、「私がやるよ。」と誰かが言って廊下へ行き、仲直りして帰ってくる。ファシリテーターが書いたホワイトボードを見れば、話しの流れや解決方法がわかる。その時にアドバイスすることもある。 でも、その解決の方法でよかったのか、子供たちに任せるってこれでいいのか、見守ることってこれでいいのか日々悩む。
私が「こう思う」と伝えると、それが正義になって子供たちの中に入っていく。たまにそのことを反省するし、怖いなぁとも思う。だから、「どう思う?」と聞いて、子供たちにじっくり考えてもらいたい。学校でも、もっとこういうじっくり考える時間が欲しいなぁ。 これからも、この悩んでいる気持ちを子供たちに伝え、共有して一緒に考えたいなぁと思う。